【はかり】新製品ニュース　　

　大和製衡（株）（兵庫県明石市茶園場町5−22、電話078−918−5588、川西勝三社長）は、従来の計量器の常識を越えた新たな機能を標準搭載した次世代形台はかり「DP−5600シリーズ」を発売している。
　防水・防塵性能IP66基準をクリアし、バックライト付きフルドットLCDを搭載した新型指示計は充填・配合作業に適した定量機能や制御機能を更に強化、あらゆるシステムに対応できる多機能型デジタル台はかり。またオプションも豊富に取りそろえている。
　指示計の新たな特長は以下のとおり。
◇チェッカ機能（DP−5602）
　検品作業や定量詰め作業時に「軽量」「適量」「過量」を3色（赤・青・黄）のLEDランプにより過不足が視覚的に判別できるので、作業効率が飛躍的に向上する。
◇ジャスト計量機能（DP−5602）＝バックライト付きフルドットLCDの採用により、英数文字とアナログバー表示が可能。また、定量計量に適した機能として「定量まであと○○g（あと何個）」と表示。計量ミスの防止と作業者負担の軽減により作業効率アップに繋がる。
◇ランク選別機能（DP−5602）＝「加算式」と「減算式」の2つの重量ランク選別方法を搭載。品物に応じて使い分けることにより正確でスピーディーな選別作業が実現。オプションで音声出力にも対応。
　また、充実した機能を持つ指示計と組み合わせ自由な計量部であらゆるシステムに対応できる。
【指示計】
◇「DP−5602」マルチ計量タイプ＝便利な多機能モデル。質量または個数をブザーと3色LEDランプによって上下限判別するチェッカ機能をはじめとして、定量計量のためのジャスト計量機能、農産物などの重量選別に便利なランク選別機能、風袋が一目で確認できる総量／正味量表示など用途に合わせた計量を実現。また、自動充填などの制御用としての機能も充実。
◇「DP−5601」標準タイプ＝一般的な計量を目的とした汎用モデル。風袋引は「ワンタッチ式」と「置数式」に対応している（DP−5604以外共通）。
◇「DP−5604」料金はかりタイプ＝単価設定により値段を表示する料金演算機能搭載モデル。値段、質量、単価の表示だけでなく、風袋量や、合計した回数、合計金額の表示もでき、水産・農産市場での安心な取引が実現できる。
◇「DP−5605」水引機能タイプ＝鮮魚や枝肉、冷凍品などの取引には欠かせないモデル。設定された水引率により水分補正した質量を表示する。
◇「DP−5609」産廃計量タイプ＝産業廃棄物の計量に最適なモデル。風袋（台車など）込みの計量と風袋（台車など）のみの計量を行うことで、正味重量を計算値で表示。車番入力、オプションでRFID入力も可能で、簡易的に2回計量を行うことができる。
【計量部】
◇「BW−302シリーズ」＝卓上型から大型まで22種類を標準化。 一体型、分離スタンドタイプなど用途に合わせた使用が可能。
◇「PL−MLC9」＝4点マルチロードセル採用。 載台高さ、わずか85mmからの薄型設計（600kgタイプ）。 ひょう量600kg（900×900mm）〜5000kg（2000×2000mm）までの22種類以上。 顧客の要求に合わせて10mm単位で製作可能。 高い堅牢性の実現。上下フレームはチャンネル鋼を採用し耐久性に優れた構造。標準品は鉄製塗装品（ステンレス製の製作も可能）。
【オプション】
◇記録プリンタ＝専用の一体型ジャーナルプリンタ（JPS−508）から、セパレート型ジャーナルプリンタ（TPS−503W）、複写式用紙への印字に対応したプリンタ（MPT−190／MPT−310）、ラベルプリンタ（SP−509X�U／SP−510X）
◇USBメモリ＝USBメモリに計量データをCSV形式で取り込むことができる。USBメモリをパソコンに差し込むだけで計量データの整理・保存ができるので、計量結果の転記ミス防止や省力化に繋がり、分析・改善に役立つ。
◇充填機能を搭載（DP−5602）＝接点数を最大出力6点・入力4点に増設することで、大投入・小投入・品種番号接点出力など、より細かな制御が可能となり、簡単な配合充填にも利用できる。
◇ワイヤレス（無線）通信＝BluetoothTM無線通信パソコンによる計量データの集計・分析・管理が容易にできる。最大7台のはかりの計量データをワイヤレスで1台のパソコンに通信可能。※ 別売のデータ収集ソフト（YDTS−1）（YDTS−7）に対応
　ZBee無線通信では、最大30台のはかりの計量データをワイヤレスで1台のパソコンに通信可能。はかりとパソコンの距離が離れていたり障害物がある環境においてもルーター（中継器）を設置することで通信が可能となる。 ※別売のデータ収集ソフト（YDTS−Z）に対応

　大和製衡（株）（兵庫県明石市茶園場町5−22、電話078−918−5588、川西勝三社長）は、組合せはかりの新シリーズ「データウェイオメガシリーズ」を6月7日〜10日に開催する国際食品工業展で披露すると共に販売を開始する。
　組合せはかり「データウェイオメガシリーズ」は、「生産性」「操作性」「メンテナンス性」「食の安全性」、そして「環境対応」の向上を達成すべくさまざまな技術を導入しており、従来、顧客の抱えていた問題点を解決できる。
　高速で高精度計量を実現するために、革新的な技術を用い計量系を一新した。余分な振動を除去する新開発のデュアルセルやデジタルフィルタによって、最高速度1分間当たり200計量以上を実現した高速計量は、同じ生産時間でも生産量を増加させ生産性向上に大きく貢献する。また生産性の向上により、従来2ラインあったラインを1ラインに縮小することで、設備投資、工場ラインスペース、人件費などの半減を期待できる。
　各種センサーからのフィードバックコントロールによるオートチューニング機能付き。「能力」「目標重量」を設定し、ただスタートボタンを押すだけで、プロダクトにあわせた最適な運転を自動で行うことができる。
　防水等級IP67準拠の本体は、丸ごと洗浄が可能。製品カスの蓄積やバクテリアの繁殖する隙間が全くない特殊接合されたバケットは、厳しい衛生管理が必要となる食品業界に適している。
　各駆動部のフィードバック制御により消費電力を60％削減している。
【シリーズ構成】
▽ADW−O−0114S＝はかり連数14、組合せ質量範囲4〜500g、最大組合せ容量1000ml、最高運転速度210wpm
▽ADW−O−0116M＝はかり連数16、組合せ質量範囲4〜500g、最大組合せ容量1000ml、最高運転速度2×120wpm
▽ADW−O−0124M＝はかり連数24、組合せ質量範囲4〜500g、最大組合せ容量1000ml、最高運転速度150wpm（3ミックス）
▽ADW−O−0314S＝はかり連数14、組合せ質量範囲8〜1000g、最大組合せ容量3000ml、最高運転速度200wpm
▽ADW−O−0316M＝はかり連数16、組合せ質量範囲8〜1000g、最大組合せ容量3000ml、最高運転速度2×110wpm
▽ADW−O−0324M＝はかり連数24、組合せ質量範囲8〜1000g、最大組合せ容量3000ml、最高運転速度140wpm（3ミックス）

（株）島津製作所（本社・京都市中京区西ノ京桑原町1、中本晃社長）は、水分計の製品シリーズに、シンプルな操作で高精度な測定ができる、低価格な電磁力平衡式の普及機種「水分計MOC63u」を追加した。
　同社の水分計は、試料をヒーターで乾燥させて水分を蒸発させ、重さの変化を電子天びんを用いて測定することにより、試料中の水分量を測定する（乾燥減量法）。危険な化学反応をおこさないものであれば、あらゆるものが測定でき、食品や環境関連分野など、多種多様な工業製品の水分率測定に用いられている。
　新発売の水分計の特徴は以下の通り。
▽シンプルな測定手順＝新たに搭載した「イージー方式」を選択すれば、試料を入れてヒーターカバーを閉めるだけで、スタートボタンを押さなくても測定開始。測定までの手順を簡略化できる。
▽試料皿の大きさはφ95mm＝試料皿の大きさを直径95mm（他社従来機は直径90mmとした。一般的にサンプルを「広く・薄く・均一に」ひろげるほど測定精度は高くなる。大口径の試料皿でありながら、形状を工夫した反射板（特許申請中）を採用することにより、均一な加熱を実現した。
▽USBコネクタ標準装備＝測定データを容易にパソコンに取り込める。Windowsへのデータ自動取り込み機能（特許取得済）も併せて利用できる。
　新製品は、特殊アルミニウム合金から一体成形して製作した同社独自の質量センサー「ユニブロック」を採用しており、ばねやねじなどを一切使用しないため、水分計で重要視される温度変化による性能変化がない。
　税込価格は19万9500円。

　（株）エー・アンド・デイ（東京都豊島区東池袋3−23−14、古川陽社長）は、高分解能を追求し、静電気の問題を解決した高精度分析天びん「BMシリーズ」を発売した。
　最小表示1μg（BM−20／BM−22）で、元素分析、排ガス分析、環境測定、バイオ関連実験などの微量サンプルの計量にも最適。
　無風イオナイザーを標準装備しているため、粉などの微量計量物が風の影響で舞うことがない。また、導電性ガラス風防を採用したことで、人体の帯電など、静電気による計量誤差を低減した。
【その他の特徴】
▽フィルター用計量皿標準付属（BM−20／BM−22）＝対流の影響を受けにくい格子状の計量皿。
▽クロススライドドア＝左手で右側ドアの開閉が可能。両手を同時に使用できる。
▽操作性の良いひょう量室＝二重風防なしで高い精度、広いひょう量室を実現。仕切板を外せばビーカーやシリンダーでの計量も可能。
▽2方式のインタフェースを採用＝USBインタフェース（クイックUSB）とRS−232Cインタフェースの2出力を標準装備。天びんに「PCとプリンタ」「PCとデータロガー」「PCと外部出力表示器」などの同時接続が可能。さらに、フットスイッチ用入力端子も標準装備している。
▽Windowsにデータ直送
▽最大200個の計量値、または最新50個の校正結果を記憶可能。
▽パーセントモード
▽床下秤量
▽GLP・GMP・GCP・ISO対応出力
▽見やすい白色バックライトLCD表示
【主な仕様（モデル＝ひょう量／最小表示／税込価格）】▽BM−20＝22g／0・001mg／84万円▽BM−22＝5・1g（22g）／0・001mg（0・01mg）／73万5000円▽BM−252＝250g／0・01mg／47万2500円▽BM−500＝520g／0・1mg／44万1000円▽BM−300＝320g／0・1mg／38万8500円▽BM−200＝220g／0・1mg／33万6000円

　　鎌長製衡（株）（香川県高松市牟礼町牟礼2246番地、電話087−845−1111、金本重孝社長）は、軽量コンパクトな無線式クレーンスケール本体の「CRS−W」と、作業者が手元で計量値を確認できる表示器「CRS−W400」を発売している。
　計量部は、ひょう量500kg／目量0・2kg〜10t／5・0kgまでの5機種を揃えている。本体は全幅200mm×奥行き173mm×全高407〜679mmとコンパクトにまとめられ、本体質量も10・5kg〜36・0kgと軽量化されている。バッテリーはフル充電で約90時間稼働できる長寿命設計。そのほかZIGBEEの無線通信式を採用し、IP65の防塵防水設計になっている。
　表示部は、重量100gの軽量ハンディタイプで、遠隔表示器と簡単操作をできるファンクションキーを備えている。デジタル表示は文字高10mmと読み取りやすく、単3電池を使うのでどこでも入手しやすい。手元表示器にはオプションでRS−232Cを標準装備。パソコンなどへデータ出力できるCRS−W100も用意している。

　（株）島津製作所（京都市中京区西ノ京桑原町1、中本晃社長）は、11月24日、電磁力平衡式電子上皿天びんUW／UXシリーズに、ひょう量820gと1020gの高分解能タイプの新機種を発売し、ラインアップの強化を図った。精密電子上皿天びんの、一層の拡販を目指す。
　精密電子上皿天びんUW／UXシリーズは、質量センサーに当社独自の特殊アルミニウム一体型センサー“ユニブロック（UniBloc）”を採用している、高精度電磁力平衡式電子上皿天びんである。そのため、応答速度が速い、温度変化の影響をうけにくい、風・振動・衝撃に強いなどの特徴を備える。
　従来のUW／UXシリーズには、それぞれ、ひょう量220〜620g（最小表示0・001g）、420〜6200g最小表示0・01g）、4200g（最小表示0・1g）、8200g（最小表示0・1g）の計20機種があり、年間約7000台の販売実績を有していた。
　新たに発売したのは、従来機種の上位に当たる高分解能タイプ（従来機種の最高分解能は62万分の1）。UWシリーズ（校正分銅内蔵型）とUXシリーズ（標準型）の、それぞれひょう量820g（最小表示0・001g、分解能82万分の1）と、1020g（最小表示0・001g、分解能102万分の1）の2機種、計4機種。合計24機種になり、シリーズのラインアップを一層拡充した。
【主な特徴】
1)独自のWindows直結機能を備えており、測定データをExcelなどのアプリケーションに、インターフェースやソフトウェアなしで直接取り込むことができる。
2)時計機能内蔵で、感度校正の記録や測定データが日付入りで残せる。
3)計量結果の合否判定機能や個数測定機能など、豊富な応用計算機能を備えている。
【主な仕様と価格（型式＝ひょう量／最小表示／応答時間／価格）】
◇校正分銅内蔵型▽UW820H＝820g／0・001g／1・5〜2・5秒／23万1000円▽UW1020H＝1020g／0・001g／1・5〜2・5秒／25万2000円
◇標準型▽UX820H＝820g／0・001g／1・5〜2・5秒／17万3250円▽UX1020H＝1020g／0・001g／1・5〜2・5秒／19万4250円

　メトラー・トレド（株）（東京都台東区池之端2−9−7、03−5815−5513、ゲルハルト・ケラー社長）は、IND131／IND331産業用プロセス指示計を発売した。
　IND131／IND331指示計は、プロセス機器との接続で、優れた柔軟性を発揮する。ハウジングの形状は、多様なプロセス環境に合わせて4種類から選択でき、動作電圧はACまたはDCから選べるようになっている。シリアル、PLC、DIOなど幅広いフィールドバスインターフェイスをもち、2段制御のマテリアルトランスファー機能による最適な目標値制御が可能。
　DINレール取り付け型でコンパクトな指示計IND131は、取り付けと設置が便利。各ワイヤの接続と各キーへはフロントパネルから簡単にアクセスできる。
　IND131和算箱内蔵型コントローラーは、IND131DINユニットとロードセル和算基板を堅牢なステンレススチール製ハウジングに内蔵している。ハウジングの取り付け金具により、安全な壁掛け設置が簡単に行える。
　過酷な産業環境に対応する卓上形IND331指示計は、防塵・防水構造IP66のステンレススチール製ハウジングで、困難な産業下の設定においても正確な計量を実現する。ハウジングの設置は、卓上または壁掛けが可能で、IND331パネルマウント型指示計と同じOLED（有機LED）、オペレーターインターフェイス、フレキシブルな接続性を備える。
　コンパクトなパネルマウント型IND331指示計は、IND131本体と、操作キーと有機LEDディスプレイを搭載した取り外し可能なパネルディスプレイ部で構成。本体は、同社製のマウント器具を使用してパネルに取り付けるか、DINレールマウント取り付け器具を使用してパネルディスプレイから離して設置する。

　大正天びん製作所（茨城県下妻市高道祖4219−2、竹川功社長）は、JIS規格（JIS B 7609：2008 分銅）に適合した、JISマーク付きの円筒分銅を発売した。
　JIS規格への適合により、材質・磁性・表面粗さなど品質が保証されているだけではなく、国際法定計量機構（OIML）の勧告にも準拠している。
　JISマーク付基準分銅型（非磁性ステンレス）、JISマーク付基準分銅型（黄銅クロムメッキ）、JISマーク付OIML型（非磁性ステンレス）、それぞれ1gから20kgまでを用意。いずれも、JCSS登録事業者の校正を受けることによって、JCSS標準分銅にできる。
　アルミケースまたはプラスチックケースが付属。
　JIS（Japanese Industrial Standard＝日本工業規格）は、製品の仕様およびその検査方法を詳細に規定したもので、JISマークはこれらの規定にすべて適合した製品にのみ付すことができる。JIS B 7609：2008 分銅は、OIML国際勧告R111−1：2004を基に作成されたもの。日本国内用に細かい修正がされているが、基本的には同じものである。

（株）タニタ（東京都板橋区前野町1−14−2、電話03−3968−2111、谷田千里社長）は、折りたたむと写真スタンドにもなるデジタルクッキングスケール「KD−191」を9月1日に発売した。
　単に計量するだけというのではなく、写真スタンドにもなるという新たな付加価値を加えて市場の深耕を図るのが狙い。最大計量は2kg。1kgまでは0・5g、2kgまでは1gと高精度で計量できる。カラーはホワイトとブラックの2色。オープン価格。
　KD−191は、折りたたんで収納する機能を生かし、透明な受け皿の間に写真を挿入することで写真スタンドにもできるようにしたのが特徴。写真だけでなくお気に入りのイラスト、レシピなど、自分の好みのテイストにカスタマイズすることができる。
　表示部の文字高を28mmと大きくし、視認性を高めた。サイズは縦196×横134×厚さ30mm。シリコン脚を装備し、滑りにくく安定性を保持できるようにしている。重力の影響を補正する「地域設定機能」も備えている。さらに、スライド式のフック穴もあり、壁掛け収納も可能にした。
　同社では、計量を楽しみながらパンづくりや料理をするなど、新たな生活シーンでの活用を期待している。

　オーハウスコーポレーション（東京本社〒110−0008 東京都台東区池之端2−9−7池之端日殖ビル6F、電話03−5815−5515）は、コンパクト電子天びんNVTシリーズを、2010年8月に発売する。
　NVTシリーズは、瞬間計量を含む様々な機能を搭載しながら、低価格を実現したコンパクト電子天びん。生産工程のみならずフードマーケットや教育現場に至るまで、様々なマーケットのニーズに幅広く活躍する。
　主な特徴は以下の通り。
1）1秒以内の瞬間計量を実現したクイック応答
2）赤外線センサによる非接触操作が使用可能で操作性が格段に向上
3）明るく見やすい、大きなLED表示（高さ21<CODE NUMTYPE=SG NUM=4E9C>）
4）様々な計量モード（重量、個数、％、チェック計量、加算合計、表示値ホールド）
5）オプションにRS232Cインタフェイスキット（別売）とUSBインタフェイスキット（別売）を用意
6）ACアダプタ（標準付属）に加え、充電式バッテリーを付属したタイプもラインナップ
7）すべり止め付きの調整脚を使用
【標準モデルの主な仕様（「型式」＝ひょう量／最小表示／繰り返し性）】▽「NVT1601JP／2」＝1600g／0・1g／0・1g▽「NVT3201JP／2」＝3200g／0・2g／0・2g▽「NVT6401JP／2」＝6400g／0・5g／0・5g▽「NVT10001JP／2」＝10000g／0・5g／1g▽「NVT16000JP／2」＝16000g／1g／1g
【共通仕様】▽計量皿寸法＝230（W）×174（D）mm▽本体寸法＝240（W）×250（D）×70（H）mm▽税込価格＝標準モデル2万9400円、充電式バッテリー付属モデル3万450円

　大和製衡（株）（兵庫県明石市茶園場町5−22、電話078−918−6540、川西勝三社長）は、リーズナブルな防水型デジタル台はかりDP−6700シリーズを発売している。
　防水・防塵等級IP65準拠のオールステンレスボディをもちながら、税抜き10万円を切る低価格を実現。食品加工場をはじめ、飲料品の原料製造業、水産卸市場、生産農家などあらゆる業界で活躍できる。

【特長】1）定量計量機能＝最初に目標値をマイナス表示し、つねに計量目標値が0kgになるよう計量作業をするので、誰でも間違えることなく簡単に計量できる。
2)チェッカ機能＝検品作業時において規定重量内か否かを3色（赤・青・黄）のLEDランプにより判別することができる。内蔵ブザー（工場オプション）にも対応可能。
3)ランク選別機能＝従来の加算式ランク選別に加え、新たに減算式ランク選別を搭載。減算式ランク選別では、沢山ある品物の中から抜き取るだけで、抜き取られた品物がどのランクであるかを液晶表示とLEDランプにより即座に判別する。さらに、ランク結果の音声出力（工場オプション）も可能。
4)ワイヤレス通信機能（工場オプション）＝ワイヤレス通信機能を使って計量データをパソコンに取り込むことで、計量データの集計・分析・管理が簡単に行える。
5)USBメモリ機能（工場オプション）＝USBメモリを使用し計量データを簡単にパソコンへ取り込むことができる。
【仕様（ひょう量／目量）】◇検定モデル▽DP−6700K−30＝30kg／10g▽DP−6700K−60＝60kg／20g▽DP−6700K−150＝150kg／50g▽DP−6700M−150＝150kg／100g
◇検定外モデル▽DP−6700N−30＝30kg／10g▽DP−6700N−60＝60kg／20g▽DP−6700N−150＝150kg／50g
【税込価格】▽DP−6700N（検定外品）標準価格9万6600円▽DP−6700K（検定品）標準価格9万9750円▽DP−6700M水産型（検定品）標準価格9万9750円

（株）島津製作所（京都市中京区西ノ京桑原町1、電話075−823−1111、中本晃社長）は、高性能台はかりの新シリーズ「防じん・防水電子台はかりLDGシリーズ」を発売している。
　ロードセル（荷重による電気抵抗の変化を利用した抵抗線ひずみ計式荷重変換器）を用いた標準形と、高精度が特徴の電磁力平衡方式（荷重とつり合う電磁力を発生させる電流の大きさから質量を求める方式）を用いた校正分銅内蔵形の2つのシリーズを用意。標準形は、ひょう量3〜300kg、最小表示0・1〜10gの9機種。校正分銅内蔵形は、ひょう量16〜300kg、最小表示0・1〜2gの7機種。
　表示部とひょう量部が分離形で、防じん・防水構造。標準形で3万分の1、電磁力平衡方式の校正分銅内蔵型で最高64万分の1という高い分解能を備えている。
【仕様と価格】（▽機種名＝ひょう量、最小表示、税込価格の順）
標準形（ロードセル式）▽LDG3S＝3kg、0・1g、30万2400円▽LDG6S＝6kg、0・2g、30万2400円▽LDG15S＝15kg、0・5g、32万250円▽LDG30S＝30kg、1g、34万4400円▽LDG60S＝60kg、2g、40万4250円▽LDG150S＝150kg、5g、47万6700円▽LDG150SB＝150kg、5g、67万6200円▽LDG300S＝300kg、10g、62万7900円▽LDG300SB＝300kg、10g、69万4050円
校正分銅内蔵形（電磁力平衡式）▽LDG16H＝16<CODE NUMTYPE=SG NUM=831C>、0・1<CODE NUMTYPE=SG NUM=6271>、69万900円▽LDG34H＝34<CODE NUMTYPE=SG NUM=831C>、0・1<CODE NUMTYPE=SG NUM=6271>、73万2900円▽LDG64H＝64<CODE NUMTYPE=SG NUM=831C>、0・1<CODE NUMTYPE=SG NUM=6271>、111万900円▽LDG64S＝64<CODE NUMTYPE=SG NUM=831C>、1<CODE NUMTYPE=SG NUM=6271>、75万3900円▽LDG64SB＝64<CODE NUMTYPE=SG NUM=831C>、1<CODE NUMTYPE=SG NUM=6271>、81万6900円▽LDG150H＝150<CODE NUMTYPE=SG NUM=831C>、1<CODE NUMTYPE=SG NUM=6271>、90万900円▽LDG300H＝300<CODE NUMTYPE=SG NUM=831C>、2<CODE NUMTYPE=SG NUM=6271>、95万3400円

(株)大原計機製作所（東京都荒川区東日暮里6−54−1、電話03−3891−0284、大原芳房社長）は、ひょう量1000kgで目量2g、または5000kgで10gと、超精密な大型台はかりを開発した。価格はひょう量1000kgまでの機種が約1000万円、5000kgまでのものが約 3000万円。受注対応で、最大5万kgまで供給できる。

同台はかりは、実用基準分銅の校正用として開発された計量器．同社の計量器製造技術と最新式電気変換技術の融合により完成した。 分銅の校正のみならず、高精度を要する薬品の調合の重量センサとして、鋼材の重量計測に、タンクスケールとしてなど、応用が可能。

構造は、被計量物を載せる槓桿式積載台と、荷重−電気信号変換器、重量を演算表示する表示部で構成されている。槓桿式積載台の重点部は二重環構造（遥動式）で、載台部の揺れを吸収し高精度を保持できるよう考慮されている。荷重−電気信号変換部は、ハイブリッド型重量級電子天びんを採用。高精度重量信号を出力する。この信号を受け実計量値にPLCで演算し、タッチパネルに表示する。

【ひょう量／精密目量／標準目量】▽1000kg／2g（表示精度50万分の1）／5g（表示精度20万分の1）▽5000kg／10g（表示精度50万分の1）／20g（表示精度25万分の1）

【精度（質量コンパレータとしての再現性／計量器としての精度）】▽1000kg用＝プラスマイナス2g／プラスマイナス5g▽5000kg用＝プラスマイナス10g／プラスマイナス20g

【主な仕様】▽計量装置＝ハイブリッド型重量級天びん（61kg／0.1g）、▽表示装置＝演算部：天びん出力（RS232C）をPLCで重量演算▽表示器＝タッチパネル式表示器▽緩衝装置＝緩衝ゴム板（1000kgのみ）

（株）島津製作所（京都市中京区西ノ京桑原町1）は、同社のAmidia（アミディア）シリーズ初の分析天びんとして、「ATX/ATYシリーズ」を発売した。高級機に匹敵する性能を実現しながらも、機能を見直して価格を抑え、質感の高さを実現している。ATXシリーズは校正用分銅内蔵型（ATYシリーズは外部分銅）。

主な特長は以下の通り。
▽スマートセッティング＝測定途中に、「もう少し表示を安定させたい」または逆に「反応スピードをアップさせたい」と感じたとき、測定を中断することなく簡単に調整ができる。調整状態がすぐわかる専用インディケータ付き。
▽ワンボタン校正（ATXのみ）＝校正は指一本、キー操作のみ。必要なときに内蔵分銅でいつでも校正できる。
▽皿の大きさはΦ91mm＝従来機種 （Φ80mm） より10mm以上大きくなった。
▽「Uni Bloc」搭載＝ねじやバネを使用しないアルミ一体型質量センサで、壊れにくく性能も良い。
▽個数測定サンプルを5個までメモリ可能。
▽コンパレータ機能＝目標値や上下限値に対する合否判定結果を表示。
▽積み込み測定。▽％（パーセント）測定。
▽Windows直結機能＝EXCELなどに、天びんのデータを直接取り込める（特許）。
▽ISOに対応。
▽校正用外部分銅の値を入力可能。

【ひょう量／最小表示】▽ATX224＝220g／0.1mg▽ATX124＝120g／0.1mg▽ATX84＝82g／0.1mg▽ATY224＝220g／0.1g▽ATY124＝120g／0.1mg▽ATY64＝62g／0.1mg【本体寸法】約幅213×奥行356×高さ338mm【価格】▽ATX224＝16万8000円▽ATX124＝15万7500円▽ATX84＝14万7000円▽ATY224＝15万7500円▽ATY124＝14万7000円▽ATY64＝13万6500円

ATX、ATYシリーズは計量器いいもの通販で割引販売中！

　（株）エー・アンド・デイ（東京都豊島区東池袋3−23−14、古川陽社長）は、防塵防水等級IP68の防水デジタル台はかりSC、SEシリーズを発売した。
　スケルトンフレーム構造。ごみ・汚れが溜まりにくく、丸ごと洗浄できるため、汚れを素早く確実に洗い流すことができる。表示画面は文字高39mm、大型LCD表示。単1型乾電池6本で約3600時間稼働する省エネ仕様。
　両シリーズの主な違いはフレームの素材。SCシリーズ（写真左）はSUS、SEシリーズ（写真右）は鉄のフレーム。どちらも、ポール付きのKAシリーズと、セパレート型のKBシリーズがある。
【主な仕様（ひょう量／最小表示／計量皿寸法mm／外形寸法mm】▽SC−30KAM／KBM＝30kg／5g（10g）／300×380／300×543×717▽SE−30KAM／KBM＝30kg／5g（10g）／300×380／300×582×722▽SC−60KAM／KBM＝60kg／10g（20g）／300×380／300×543×717▽SE−60KAM／KBM＝60kg／10g（20g）／300×380／300×582×722▽SC−150KAM／KBM＝150kg／20g（50g）／300×380／300×543×717▽SE−150KAM／KBM＝150kg／20g（50g）／300×380／300×582×722▽SC−60KAL／KBL＝60kg／10g（20g）／390×530／390×688×717▽SE−60KAL／KBL＝60kg／10g（20g）／390×530／390×732×722▽SC−150KAL／KBL＝150kg／20g（50g）／390×530／390×688×717▽SE−150KAL／KBL＝150kg／20g（50g）／390×530／390×732×722
※最小表示は内部設定により切り替え可能。
【税込価格】▽SC−KAM＝12万6000円▽ SC−KBM＝11万5500円▽SE−KAM＝7万8750円▽SE−KBM＝7万3500円▽SC−KAL＝13万6500円▽ SC−KBL＝12万6000円▽SE−KAL＝8万4000円▽SE−KBL＝7万8750円

SC、SEシリーズは計量器いいもの通販で割引販売中！

　（株）エー・アンド・デイ（東京都豊島区東池袋3−23−14、古川陽社長）は、防水等級IP69Kの防水デジタル台はかりSWシリーズを、2010年4月から発売する。
　高温（80℃）、高圧（10MPaまで）に耐え、丸ごと洗浄できるため、汚れを素早く確実に洗い流すことができる。
　スケルトンフレーム構造で、ごみ・汚れが溜まりにくい。
　表示画面は文字高14・6mm、大型LED表示。見やすい3色。
　IP69Kとは、ドイツの規格DIN 40050 PART9で定められた高温・高圧水に対する保護等級。試験時は、指定された形状のフラットジェットノズルから10〜15cmの距離で、80℃の湯を8MPa〜10MPaの水圧で放水。水量は毎分14〜16リットル。放水の方向は本体を水平方向に0度・30度・60度・90度の角度回転させながら実施する。
【主な仕様（ひょう量／最小表示／計量皿寸法mm／外形寸法mm／税込価格）】
▽SW−6KS＝6kg／1g（0・5g）／250×250／250×480×353・5／22万500円
▽SW−15KS＝15kg／2g（1g）／250×250／250×480×353・5／22万500円
▽SW−15KM＝15kg／2g（1g）／300×380／300×601×722・5／26万2500円
▽SW−30KM＝30kg／5g（2g）／300×380／300×601×722・5／26万2500円
▽SW−60KM＝60kg／10g（5g）／300×380／300×601×722・5／26万2500円
▽SW−60KL＝60kg／10g（5g）／390×530／300×751×722・5／29万4000円
▽SW−150KM＝150kg／20g（10g）／300×380／300×601×722・5／26万2500円
▽SW−150KL＝150kg／20g（10g）／390×530／390×751×722・5／29万4000円
※最小表示は内部設定により切り替え可能。

SWシリーズは計量器いいもの通販で割引販売中！

　（株）エー・アンド・デイ（東京都豊島区東池袋3−23−14、古川陽社長）は、は、コンパクトスケール、HTシリーズを発売した。高精度／幅広いレンジといった機能に、3色カラーバーや専用収納ケースなど、便利さ・使い易さが加わっている。
　主な特長は以下の通り。
▽3色カラーバー付属＝レッド・オレンジ・グリーンの3色のカラーバーを付け替えることで、はかりの使い分けが可能。食品調理現場など衛生レベルによって使い分けるような場所や、学校でのクラス・グループ分けなどに便利。
▽文字高13・5mmの大型LCD表示。
▽全機種収納ケース付きで、積み重ねて保管が可能。
▽風袋引き機能
　別売品として、ステンレス皿とACアダプタがある。5月からは、ステンレス皿とACアダプタをセットしたバリューパックも発売予定。
【ひょう量／最小表示】▽HT−300＝310g／0・1g▽HT−500＝510g／0・1g▽HT−3000＝3100g／1g▽HT−5000＝5100g／1g
【計量皿寸法】▽計量皿＝132（W）×130（D）mm▽ステンレス皿＝135（W）×132（D）mm
【本体寸法／質量】195（W）×136（D）×44（H）mm（電池含む）
【税込価格】▽HT−300＝1万2600円▽HT−500＝1万4700円▽HT−3000＝1万2600円▽HT−5000＝1万4700円

　（株）エー・アンド・デイ（東京都豊島区東池袋3−23−14、古川陽社長）は、USBインターフェースを標準装備した電子天びんEJシリーズを発売した。
　EJシリーズは、USBケーブルだけでパソコンと接続でき、計量データを簡単にExcelやWordに取り込むことが可能。これまでパソコン側に必要だった、特別なインターフェース、データを取り込むためのソフトウェア、ドライバー、通信設定などはすべて不要。
　また、乾電池による動作、バックライト付き液晶、積み重ね収納など、現場で役立つ機能を装備している。
　ボディ・カラーは、つや消しブラックを採用。
【主な特長】▽USBインターフェース標準装備でパソコンと接続が容易。
▽乾電池で使用可能。使用場所を選ばない。ACアダプターも付属。
▽積み重ねて保管可能。
▽見やすいバックライト付き液晶表示。
▽プラスチック風防（別売）で、エアコンや対流などの影響なしに高精度に計量可能。
▽最小表示0・01mg×ひょう量120gから、最小表示0・1mg×ひょう量6100gまで、10機種を用意。
▽ステンレス製の計量皿は取り外して洗うことができ、衛生的。
▽個数機能付き。
▽キャリングケース（別売）
【主な仕様】▽ひょう量＝EJ−120：120g、EJ−200：210g、EJ−300：310g、EJ−410：410g、EJ−610：610g、EJ−1500：1500g、EJ−2000：2000g、EJ−3000：3000g、EJ−4100：4100g、EJ−6100：6100g▽最小表示＝EJ−120〜EJ−610 ：0・01mg、EJ−1500〜EJ−6100：0・1mg
▽計量皿寸法＝EJ−120〜EJ−610 ：直径110mm、EJ−1500〜EJ−6100：127（W）×140（D）mm▽本体寸法＝190（W）×208（D）×59（H）mm
▽税込価格＝EJ−120〜EJ−410：4万3890円、EJ−610 ：5万2290円、EJ−1500〜EJ−4100：4万1790円、EJ−6100＝5万2290円

　(株)イシダ（京都市左京区聖護院山王町44、石田隆一社長）は、対面販売用計量レジスターに、業界で初めて7インチカラー液晶画面を搭載した“視覚に訴える”スケールレジスター「SR−2000X」を発売した。
　カラーの画像を表示・展開させることにより、魅せる売場づくりを実現し、調理例や季節の画像で客を引きつける。
【主な特長】
▽客側表示部に7インチカラー液晶画面を搭載。
▽デフォルトコンテンツとして30種搭載（季節・行事・食品など汎用性の高いものを初期値搭載）
▽CFカードに画像を入力し取り込むだけでコンテンツの追加が可能
▽客側表示部の基本色が12色から選択可能
▽売上や各種データの集計・分析をリアルタイムでチェック可能、レポート発行機能も搭載
▽計量法（省令：特定計量器検定検査規則）の改正に対応した型式認証を取得
【主な仕様】
▽ひょう量／目量＝6kg仕様：0g〜3kg／1g　3kg〜6kg／2g
▽ 計量精度＝1／3000（精度等級：3級）
▽ 質量＝15kg
▽ 外寸＝450mm（W）×410mm（D）×163mm（H）
▽定価＝75万円

　（株）島津製作所（京都市中京区西ノ京桑原町1、電話075−823−1110、中本晃社長）は、2月10日、校正分銅を内蔵した機種「電子上皿天びん“Amidia”（アミディア）TW−Nシリーズ」3機種および「宝石用TWC−Nシリーズ」1機種を発売した。
　TW−Nシリーズは、従来の高機能・普及タイプTXシリーズの性能や機能、外観をほぼすべて継承しながら、天びん内部に校正用分銅を組み込み、指一本のキー操作のみでの校正を可能にした。
　一塊のアルミニウム合金から製作した同社独自開発の質量センサー「ユニブロック（UniBloc）」を搭載。高級機並みの性能を備えながら、低価格で操作性・使い勝手の良さを備えている。
　また、宝石市場向けカラット天びんとして、校正分銅内蔵モデルのTWC−Nシリーズもラインアップ。このクラスでは最高の分析天びん並みの最小表示0・001カラット（0・0002g）を実現した。
　なお、新シリーズの投入に合わせて従来のTXシリーズは、シリーズ名を「TX−Nシリーズ」と改め、価格を平均約40％低減するとともに、ひょう量420g、4200gの機種、宝石市場向けのカラット天びんTXC−Nシリーズを追加投入。より幅広いニーズヘの対応を図る。
　その他の特長（TW−Nシリーズ、TWC−Nシリーズ、TX−NシリーズTXC−Nシリーズ共通）は以下の通り。
1)メニュー操作専用のキーを測定用キーから独立させ、十字キーにより直感的にメニュー操作が行なえる。
2)測定作業途中で測定を中断することなく、表示の安定や反応スピードをアップさせることができる。
3)Windows直結機能を備えており、測定データをソフトウェアなしで直接取り込むことができる。
【仕様】▽TW−Nシリーズ（校正分銅内蔵）／ひょう量＝220g、320g、420g（計3種）、最小表示＝0・001g、価格9万1350円〜13万200円（税込）▽TWC−Nシリーズ（校正分銅内蔵）／ひょう量＝620カラット（124g）、最小表示：0・001カラット（＝0・0002g）、価格12万750円（税込）

TW-Nシリーズは計量器いいもの通販で割引販売中！

（株）村上衡器製作所（大阪市旭区赤川2−10−31、村上和雄社長）は、JISマーク付分銅（OIML型標準分銅）を発売している。
　JIS（Japanese Industrial Standard：日本工業規格）は、製品の仕様及びその検査方法を詳細に規定したものであり、JISマークはこれらの規定にすべて適合した製品にのみ付すことができる。JIS B 7609：2008 分銅は、OIML国際勧告R111−1：2004を基に作成されたもの。日本国内用に細かい修正がされているが、基本的には同じものだといっていい。
　同社は、09年10月、国内で初めて新JISマーク表示制度における「JIS B 7609：2008 分銅」の認証を取得。本製品は、同規格に適合した非磁性ステンレス鋼製分銅である。JIS Q9001（ISO9001）に基づく品質管理体制にて製造され、JIS Q17025（ISO／IEC 17025）に適合した検査を経て出荷される。
　具体的には、従来のOIML型標準分銅の分銅収納ケースに、新JISマークの入った規格適合ラベルが貼付され、分銅本体とは識別記号により照合されることになる。価格や納期は従来品と変わらない。板状分銅については、従来品は計量法準拠の四角形だったが、JIS（OIML）規格に適合させるため三角形、四角形、五角形に変更された。
【仕様】▽JISマーク＝規格番号：JIS B7609、認証番号：JQ0509012、区分：分銅、精度：F1級、F2級、M1級、M2級▽用途＝（1）天びん及び分銅の校正（2）ISO9000／14000シリーズの認証用設備（3）GMPに関するバリデーション体系（4）HACCP計画導入用の設備▽精度＝JIS（OIML）規格F1級、F2級、M1級、M2級▽材質＝非磁性ステンレス鋼（密度：7950±140kg／m3）▽種類＝1g〜20kg／円筒型（OIML型）、500mg〜1mg／板状（OIML型）※まくら型、増おもり型、特殊形状はJIS対象外

メトラー・トレド(株)（東京都台東区池之端2−9−7、電話03−5815−5513、ゲルハルト・ケラー社長）は、高品質のステンレス製枕型分銅を販売している。

メトラー・トレドの枕型分銅は、国際勧告OIML−R111に適合。材質、表面状態、密度、磁性は従来型のノブ型分銅と同様の要求事項を満たしており、直方体（枕型）の形状のおかげで安全な積み重ねができる。

単に鋳造するのではなく、鍛造方式をとることによって、均一な材料特性を持った分銅が可能になった。ひび割れや気孔、異物の混入などの問題が鍛造方式ではほとんど発生せず、腐食にも強い。表面は高品質な鏡面仕上げで、見た目にも美しく、形状を長期間維持するために、頑丈なロック付きアルミケースが付いている。また、クリーンルーム専用のナイロン手袋も付属している。

機器管理に必要な番号も、レーザーで刻印できる。

【そのほかの特長】▽ステンレス鋼製の設計、また鉛を使わずスズによる調整孔の密閉により、分銅は規制環境におけるクリーンルームでの使用に最適。▽分銅はOIML等級F1であり、公称質量は1kg、2kg、5kg、10kg、20kg。

　大和製衡(株)（兵庫県明石市茶園場町5−22、川西勝三社長）は、防水卓上形デジタル台はかり「DP−6600N」を発売した。
本製品は、定量計量作業に最適なLED判別機能を搭載。3色LEDとブザーにより、定量詰めの計量作業が従来品に比べスピーディーに行えるようになった。また、質量値・設定質量値が一目で判る3データ表示機能により、作業者はより安心して作業でき、第三者からのチェックもしやすくなっている。
さらに、オールステンレスボディでIP65の防水・防塵設計。洗浄性に優れているため、常に衛生的で清潔な環境を保つことができる。
その他、加算式・減算式ランク選別機能や計数機能、ワイヤレス通信機能（工場オプション）などの優れた機能も搭載。1／6000の高精度を実現しており、農水産・食品加工業界のみならず、化学・薬品工場の事業所等、幅広い活用が期待される。
【検定】▽DP−6600N−6、DP−6600N−12＝検定外品▽DP−6600K−3、DP−6600K−6、DP−6600K−15＝検定品
【ひょう量／目量／最大風袋引量】▽DP−6600N−6＝6kg、1g、6kg▽DP−6600N−12＝12kg、2g、12kg▽DP−6600K−3＝ 3kg、1g、3kg▽DP−6600K−6＝6kg、2g、6kg▽DP−6600K−15＝15kg、5g、15kg
【計量方式】電気抵抗線式ロードセル
【本体寸法／質量】250W×348D×337Hmm、約7kg
【載皿寸法】250W×250Dmm
【使用温度範囲】マイナス10℃〜40℃
【防塵・防水性】IP65準拠
【電池寿命】連続約1000時間（アルカリ電池使用時）
【価格】▽DP−6600N（検定外品）＝11万5500円（税込）▽DP−6600K（検定品）＝12万750円

　新光電子（株）（東京都文京区湯島3−9−11、電話03−3831−1051、安西正光社長）は、　同社では初めての本格的な高精度・高分解能電子台はかり「FJシリーズ（FJ−150K、FJ−300K）」を、10月21日に発売した。
　高精度電子台はかり「FJシリーズ（FJ−150K、FJ−300K）」は、新型ツイン音叉計量ユニットを搭載し、高い耐久性とともに1／30万の高精度とIP65規格適合の防塵防水構造を実現している。また錆・腐食に強いオールステンレス仕様になっているので、作業あとの粉塵や薬品などが水洗いができ、安全性や衛生的にも優れた台はかりである。
　そのほか重量の過不足を視覚的に分かり易く表示するリミット機能、暗い場所でもハッキリ見える液晶バックライト付き表示、多機能なファンクションをダイレクトに選択できる簡単操作のダイレクトキー、便利な機能と多彩な計量モード（リミット機能、風袋記憶機能、カウンティング機能など）をもち、さまざまな用途に対応できる。同社独自で好評の「音叉センサ5年保証」が付いている。
　オプションで表示器の卓上スタンドと自立タイプのポールスタンドがある。
　FJシリーズの発売により、IP65規格適合防水防塵対応機種は、CJ、HJ−KJSシリーズを加えると、ひょう量220g〜300kgまでのラインアップが揃った。
【仕様】▽ひょう量／最小表示＝150kg／1g（FJ−150K）、300kg／1g（FJ−300K）▽計量部寸法＝W800×D600×H125mm▽表示部＝W294×D184×H100mm▽製品重量＝計量部約56kg、表示部2・5kg▽税込価格＝FJ−150K＝76万6千500円、FJ−300K＝81万9千円。　

　（株）カスタム（佐藤有功社長、東京都千代田区外神田3−6−12、03−3255−1117）は、手軽で便利なデジタル表示式手持ち吊りはかり「393−25」を発売した。
　防滴構造のため、釣りなどの水のかかりやすい環境でも安心して使える。
　計量値を保持するホールド機能、暗いところでも見易くするバックライト機能、さらに1mのメジャーも付いている。
【仕様】▽ひょう量／最小表示＝25kg／10g▽寸法／重量＝W70×H200×D28mm／約222g▽価格＝6279円

　ザルトリウス・メカトロニクス・ジャパン（株）（東京都品川区北品川1−8−11ダヴィンチ品川II4階、ピーター・グリムリー社長）は、ひょう量部、表示部、風防、オプションそれぞれをユーザーが納得いくまで組み合わせることができる完全モジュラーデザインを採用した電子天びん「Cubis（キュービス）シリーズ」を発売した。
　キュービスシリーズは、ユーザーの異なるニーズに、すべて対応すべく開発されたモジュラータイプの電子天びん。
　表示コントロール部は3種類、ひょう量モジュールは24種類、そのほか水準器、JCSS証明書、風防、インターフェースと、すべてに複数の選択肢を用意し、ユーザーが望む最適な組み合わせを実現できる。
　ザルトリウス・メカトロニクス・ジャパンでは、キュービス分析シリーズ（ひょう量120g〜320g／読取限度0・01mg〜0・1mg）、キュービス1mg読取シリーズ（ひょう量320g〜3200g／ 読取限度1mg）、キュービス上皿シリーズ （ひょう量1200g〜12200g／読取限度0・01mg〜0・1mg）とひょう量域ごとに3シリーズに分けている。
　機能面では、心臓部であるひょう量センサには、同社独自のモノリスィックをさらにコンパクトに高性能にした新型モノリスィック計量セルを採用。これにより、従来比で25％の設置面積を削減できるトップロード式天びん（皿下にひょう量メカが存在する天びん）を実現させている。 そのほか、自動レべリング機能のQ−Level （Qレベル）は、最新のセンサに最先端の表示技術を組み合わせ、迅速、容易かつ正確に天びんのレべリング（水平）を行う。サンプルが計量皿の中央からずれても補正し、計量できるQ−Pan（Qパン）機能。複数の出力が可能なQ−Com（Qコム）。Q−guide（Qガイド）機能は、日本語タッチセンサーを使用し、目的の項目まですばやくたどりつける。
　表示コントロール部は、3種類用意されている。「MSE」は表示がシンプルで操作が分かり易い。「MSU」は、解像度が高く大きなモノクログラフィックディスプレイを採用。クラシカルでユーザービリティなモデル。「MSA」は、3種類のなかでハイエンドなモデル。タッチスクリーンには高解像度のカラーTFT液晶を採用している。
　同社では、キュービスシリーズの販売を記念して、2009年9月1日から11月30日までの3カ月間、発売記念キャンペーンを実施している。

　(株)イシダ（京都市左京区聖護院山王町44、石田隆一社長）は、ひょう量切り替え可能な台秤「ITBシリーズ」を発売している。
　ひょう量を3段階切り替え可能なため、複数の計量器を用意する必要がなく、1台できめ細かな計量作業を効率良く実現できる。
　重量の上限値、下限値を設定することにより、「製品の重量判別」や「箱詰め製品量チェック」「充填」「検品」など、製品の品質管理に大きく貢献。
　ワンタッチ切替で計数作業を実現。決められた数のサンプルを計量皿に載せるだけで1個当たりの重量を自動算出する。
　電源は、乾電池・AC電源のどちらでも可能。電源がとれない場所でも使用できる。また、オートパワーオフ機能により、電源を切り忘れても安心。
【主な仕様】（ITB−6／ITB−30／ITB−150の順）▽ひょう量（3段階切替）＝1500g、3000g、6000g／6kg、15kg、30kg／30kg、60kg、150kg▽目量（3段階切替）＝0・5g、1g、2g／2g、5g、10<CODE NUMTYPE=SG NUM=6271>／10g、20g、50g▽計量皿寸法＝200（横）×250（奥行き）／330（横）×310（奥行き）／380（横）×530（奥行き）

　メトラー・トレド（株）（ゲルハルト・ケラー代表取締役社長、東京都千代田区三番町3−8泉館三番町ビル4階、電話03−3222−7106）は、「New Classic MS天びん」シリーズを発売した。
　同シリーズは、従来器AB−S／FACT及びPB−S／FACTの後継器。迅速に信頼性の高い計量が可能で、卓越した計量パフォーマンスと生産性の向上を実現する。
　以下の大きな3つの特長を柱とする。
(1)高精度計量が可能。ディスプレイにHigh Contrast Display （HCD）を採用し、計量結果を見やすくした。また、「LevelLock」サポート脚が天びんの水平状態の変化を防止。アルミダイキャスト製メタルハウジングは、他の測定機器から発生するノイズをカットする。さらにFACT−全自動調整（校正）機構により、計測結果の正確性を保証する。
(2)クリーニングが容易。風防は取り外しが10秒ででき、また風防ガラスは食器洗浄機などで洗浄できるため、常に清潔な状態で使用することができる。同シリーズのハウジングは耐薬品性も高く、アセトンなどの溶剤の影響を受けない。またプロテクトカバーで天びんを傷や汚れから守る。
(3)長期間安心して使用するためにさまざまな特長を備えている。頑丈で耐久性に優れたアルミダイキャストハウジングにより、周辺の環境や衝撃から計量セルを守る。
　また計量セルのオーバーロードプロテクション機構により、超過の負荷がかかっても計量セルのパフォーマンスが劣化しない。
　さらにモノブロック計量セルを搭載し、計量セルの部品数を大幅削減。高速で正確な計量スピードと、高い耐久性を実現した。
【仕様】※全23機種共通▽秤量＝120g〜24kg▽最小表示＝0・0001g〜2g

　（株）守隨本店（愛知県名古屋市中川区福川町3−1、電話052−361−1511、早川静英社長）は、フォークリフトスケールの新製品「マーキュリーN iForks2500」を発表した。　
　マーキュリーNの最大の特長は、フォーク部分と重量検出センサを一体化したことで、従来の製品のようなセンサ分の厚みがなくなり、構造上フォークリフトの荷揚げ能力が低下する「減トン」が全くなくなった。センサ部（はかり機能）と表示部をつなぐのは有線ではなく、ブルートゥースを採用。フォークリフトへの取付は、従来のような専門の技術者を呼んで有料で設置することもなく、現場にいる作業員で簡単に取り付けることができる。
　またオプションで、傾斜誤差補正機能がある。最大5度までの傾斜については自動的に発生した誤差を補正する。5度を超えた場合は計量できなくなり、不適正な計量作業を防止する。
【特長】(1)ブルートゥースの無線式を採用。フォークリフトへの取付が簡単で短時間で完了する。フォーク部分で配線を切る心配もなく、見た目もすっきり。(2)横荷重やネガティブ荷重にも強い。(3)オプションでレベル補正がある。(4)電源管理システム搭載で、無駄なバッテリー消費を抑制する。
【仕様】▽ひょう量＝2500kg▽目量＝1kg▽総合精度＝プラスマイナス1／1000（フルスケール）▽自重＝各フォーク67kg

　（株）エー・アンド・デイ（東京都豊島区東池袋3−23−14、電話03−5391−6126、古川陽社長）は、塵・防水のU型スケールSU−2000Kを発売した。
　オールステンレスハウジングで、計量部IP67準拠、表示部IP65準拠の防塵・防水仕様。
　上下限機能により、最大5段までの比較が可能。簡易個数計機能により、最大10000個までの計数が可能。また、4組のコード番号により単位質量（個数計機能）、比較値、デジタル風袋値を記憶できる。
　標準価格は税込で65万1000円。
【仕様】▽ひょう量＝2000kg▽目量（最小表示）＝0・5kg（0〜1000kg）／1kg（1001kg〜2000kg）▽計量台寸法＝950mm（W）×1194mm（D）×138mm〜148mm（H）（足こま含む）▽表示部外形寸法＝247mm（W）× 223mm（H）× 97mm（D）（スタンド上部含む）▽質量＝計量台部：約45kg、表示部（スタンド含む）：約5・6kg

　（株）エー・アンド・デイ（東京都豊島区東池袋3−23−14、電話03−5391−6126、古川陽社長）は、S字型ステンレス製でタンク・ホッパタイプのロードセル、LCS15シリーズを発売した。
　ステンレス製のため、耐腐食性を要求する仕様に最適。偏心荷重の影響を受けにくい構造。引張・圧縮の両用。
【定格容量（質量）】▽LCS15K500＝5kN（500kg）▽LCS15T001＝10kN（1t）▽LCS15T002＝20kN（2t）
【仕様】▽定格出力＝mV／Vプラスマイナス0・1％
▽防塵・防水性＝IP67

　（株）エー・アンド・デイ（東京都豊島区東池袋3−23−14、電話03−5391−6126、古川陽社長）は、大好評の電子天びんFX−iシリーズに校正用分銅を内蔵した新しいラインアップ「FZ−iシリーズ」6機種を販売している。
　FZ−iは、FX−iの特長である、B5のコンパクトサイズ、パソコンとの高い親和性もちつつ、さらに校正用の内蔵分銅を搭載したことで、面倒な分銅の載せ降ろしがなくワンタッチで校正を行え、いつでもどこででも高精度な計量作業ができる。しかも校正用分銅内蔵天びんにもかかわらず、税別価格で10万円を切る低価格を実現している（税込10万3950円）。
主な特徴
▽好評のFX−iに校正分銅を内蔵。▽求めやすい低価格を実現。▽コンパクトなB5サイズ。作業スペースを広く使える。▽USB経由でPCにデータ送信が可能（別売品が必要。通信設定やドライバーインストール不要）。▽LAN上のPCと双方向通信が可能。また、複数の天秤のデータを1台のPCに取込むことが可能（別売品が必要）。▽統計演算機能を持ち、表示・出力可能（合計・最大・最小・範囲・平均・標準偏差・変動係数）。▽充電式内蔵バッテリ（別売）で、電源のない場所でも使用可能。▽5種類の計量モード（g、pcs、%、 ct、 mom）。▽ブザーを搭載し、音で知らせる（キー操作、コンパレータ判定時に鳴動）。▽高速応答約1秒。▽クッキリ見やすい青い色の蛍光表示。
　詳細は同社ウェブサイト（http://www.aandd.co.jp）。
【標準小売価格】
▽FZ−120i ／FZ−1200i＝7万9千円（税込価格8万2950円）
▽FZ−200i ／FZ−2000i＝8万9千円（税込価格9万3450円）
▽FZ−300i ／FZ−3000i＝9万9千円（税込価格10万3950円）
【仕様】◇FZ−120i▽ひょう量＝122g▽最小表示＝0・001g▽計量皿寸法＝φ130mm◇FZ−200i▽ひょう量＝220g▽最小表示＝0・001g▽計量皿寸法＝φ130mm、◇FZ−300i▽ひょう量＝320g▽最小表示＝0・001g▽計量皿寸法＝φ130mm、◇FZ−1200i▽ひょう量＝1220g▽最小表示＝0・01g▽計量皿寸法＝φ150mm、◇FZ−2000i▽ひょう量＝2200g▽最小表示＝0・01g▽計量皿寸法＝φ150mm、◇FZ−3000i▽ひょう量＝3200g▽最小表示＝0・01g▽計量皿寸法＝φ150mm
【共通仕様】▽安定所要時間＝約1秒▽外形寸法＝193（W）×262・5（D）×85・5（H）mm▽本体質量＝約3・0kg▽表示モード＝g、pcs（個数）、%（パーセント）、ct（カラット）、mom（もんめ）▽通信機能＝RS−232C（標準装備）▽標準付属品＝ACアダプタ、取扱説明書、 小型風防（全機種）、 保護カバー

　ザルトリウス・メカトロニクス・ジャパン（東京都品川区北品川1−8−11ダヴィンチ品川II4階、ピーター・グリムリー社長）は、汎用性の高いオールインコンパクト台はかり「Signumシリーズ」を発売した。
　主な特長は以下の通り。
▽通常の計量から、全てのアプリケーション測定まで対応可能な表示部を用意し、ひょう量測定をサポート。
▽人間工学的なスリムラインデザインにより、表示部をフロント分離・ポールの3WAYで多角的に利用可能。
▽オーバープロテクション機能で、過荷重からひょう量部をサポート。
▽Signum全シリーズに防塵防水構造1P65仕様を用意。
▽電源部は、本体直付けACl00−240V仕様を標準に、オプションで表示部内蔵式バッテリと24Vモジュールも選択可能。
▽SQ（ミニマムウエイト）測定にも対応。

◇Signum Regularモデル＝分解能3万分の1、スタンダードタイプ
【仕様（型式／ひょう量／読取限度／税込価格／防塵・防水IP65タイプの価格）】▽SIWRDCP−1−6−I／6／0・2／13万1250円／16万2750円▽SIWRDCP−1−15−I／15kg／0・5g／13万1250円／16万2750円▽SIWRDCP−1−35−I／35kg／1g／13万6500円／16万8000円▽SIWRDCP−1−60−I／60kg／2g／13万6500円／16万8000円
◇Signum Advancedモデル＝分解能6万5000分の1〜8万分の1、高精度ロードセルタイプ
【仕様（型式／ひょう量／読取限度／税込価格／防塵・防水IP65タイプの価格）】▽SIWADCP−1−7−S／7kg／0・1g／15万7500円／18万9000円▽SIWADCP−1−16−S／16kg／0・2g／16万2750円／19万4250円▽SIWADCP−1−35−S／35kg／0・5g／16万8000円／19万9500円▽SIWADCP−1−65−S／65kg／1g／18万9000円／22万500円
◇Signum Supremeモデル＝分解能6万分の1〜35万分の1、高精度電磁式タイプ
【仕様（型式／ひょう量／読取限度／税込価格／防塵・防水IP65タイプの価格）】▽SIWSDCP−1−6−H／6kg／0・1g／33万750円／38万8500円▽SIWSDCP−1−16−H／16kg／0・1g／45万1500円／50万9250円▽SIWSDCP−1−35−H／35kg／0・1g／48万8250円／54万6000円

　　ザルトリウス・メカトロニクス・ジャパン（株）（東京都品川区北品川1−8−11ダヴィンチ品川�U4階、ピーター・グリムリー社長）は、低価格の台はかり「ミラスシリーズ」を発売した。
　ひょう量部IP65の防水防塵に優れたタフなボディで、税込み価格60900円〜という驚きの低価格。台車タイプも用意されており、使う場所を選ばない。
　その他の特長は以下の通り。▽バックライト付きで見やすい表示部▽1万5千分の1の高分解能▽アプリケーションソフト（過不足チェックひょう量・カウンティングなど）を標準搭載▽表示部ポール標準装備▽RS232Cインターフェイス標準装備でパソコン、プリンタへの接続が容易▽AC電源と乾電池の2電源方式▽パワーオートオフ機能
【仕様（型式／ひょう量／読取限度／皿寸法／税込価格／台車タイプの価格）】▽IW2P1−30ED−L／30kg／2g／300×400／60900円／68250円▽IW2P1−60ED−L／60kg／5g／300×400／60900円／68250円▽IW2P1−60FE−L／60kg／5g／400×500／72450円／79800円▽IW2P1−150FE−L／150kg／10g／400×500／77700円／85050円

　（株）守隨本店（名古屋市中川区福川町3-1、早川静英社長）は、必要な時だけトラックの荷台がはかりになる、パートタイム型車載計量機「ロッキー」を発売した。
走行時は荷台、必要な時に計量器として使用でき、計量したものを積み替えることなくそのまま運搬できる。
引張型ロードセルと昇降装置の組み合わせにより、車両走行時の無負荷を実現。ロードセルの寿命が向上した。積載荷重相応のロードセルが採用可能になったことで計量精度も向上。また、昇降装置にレバー＋油圧シリンダーを採用したことで、荷台の高さアップが少なくなった。
【仕様】▽ひょう量＝1000〜27000kg▽目量＝1〜10kg▽総合精度＝プラスマイナス3000分の1フルスケール▽計量所要時間＝10秒程度▽運用車体シャーシー巾＝最大890mm▽昇降装置下降時高さ＝60mm▽昇降装置本体重量＝320〜420kg

　メトラー・トレド（株）オーハウスグループ（東京都千代田区三番町3-8泉館三番町ビル4F）は、低価格のエコノミー台はかり「SDシリーズ」を発売した。荷物の発送時の重量チェックに最適。

【特長】▽電源を入れてすぐに使用可能▽薄型計量台を採用し、載せ降ろしが簡単▽簡易型表示部自立スタンド標準装備▽計量台は、標準サイズと大きいサイズのL型を用意▽ACアダプタ（標準付属）および乾電池（単2×3別売）の2電源方式▽乾電池使用時の電源オートオフ機能搭載▽L型計量台には水平調整脚付き

【仕様（ひょう量／最小表示／計量台寸法mm／税込価格）】▽SD35＝35kg／0.02kg／316（W）×280（D）×25（H）／20790円▽SD75＝75kg／0.05kg／316（W）×280（D）×25（H）／20790円▽SD200＝200kg／0.1kg／316（W）×280（D）×25（H）／20790円▽SD75L＝75kg／0.05kg／520（W）×400（D）×75（H）／31290円▽SD200L＝200kg／0.1kg／520（W）×400（D）×75（H）／31290円

　（株）エー・アンド・デイ（東京都豊島区東池袋3−23−14、電話03−5391−6128、古川陽社長）は、8月4日にカート・スケール（台車スケール）SDシリーズを発売する。
　同シリーズは、手押し台車に高精度のはかりの機構を組み込んだ、移動が可能な大型はかり。従来のように、重い計量物をはかりのところまで持ってゆく必要はなく、軽く押すだけではかりが計量物のところまで移動するため、作業者の負担を軽減し、効率アップに役立つ。ピッキング計量や、場所を移動しながら多数の品物を計量する場合、オフィス・ビル内を移動して量ってゆく廃棄物の部署別管理のように、いろいろな現場で使うことができる。
【特長】
（1）はかりと手押し台車を一体化<CODE NUMTYPE=SG NUM=828B>はかりが計量物のところまで移動（2）電源キーを押すだけで準備完了（3）ワンタッチで容器の重さをゼロにする（4）単二乾電池6本で駆動（5）使用後は折りたたんで収納（6）オートパワーオフ機能
【仕様】▽SD−100＝ひょう量100kg、最小表示0・2kg▽SD-200＝ひょう量200kg、最小表示0・5kg
【価格】▽SD−100＝98000円（税込102900円）▽SD−200＝128000円（134400円）

　新光電子（株）（東京都文京区湯島3−9−11、電話03−3831−1051、安西正光社長）は、本質安全防爆構造とIP65規格適合の防水・防塵構造を併せ持つ電子はかり「GZ3」「GZ3−B」の2シリーズを発売する。GZ3（電源ボックス型）は8月1日発売、GZ3−B（乾電池型）は9月1日に発売する。
　高い防爆性の本質安全防爆構造であるため爆発雰囲気中でも計量作業が可能で、IP65の防水・防塵構造のおかげで作業中の汚れなどもホースの水などで気を使うことなく洗えるステンレスボディとなっている。
　心臓部のセンサは音叉式を採用。分解能33万分の1の高精度を実現している。 校正分銅を内蔵しているため、毎回のキャリブレーション作業も簡単に行える。別売りのデータロガー「GL−160」を使用することにより、危険場所で容易にデータ保存が可能。暗い場所でも表示が見やすい液晶バックライト付の大型表示。豊富な出力オプションにより各機種への接続が可能。（電源ボックス型）
【仕様】GZ3−R33K（電源ボックス型）／ GZ3−BR33K（乾電池駆動型）▽ひょう量＝33kg▽最小表示＝0・1g▽皿寸法＝400×350mm、GZ3−R62K（電源ボックス型）／ GZ3−BR62K（乾電池駆動型）▽ひょう量＝62kg▽最小表示＝1g▽皿寸法＝400×350mm
【価格】GZ3−R33KおよびGZ3−R62K＝60万6900円、GZ3−BR33KおよびGZ3−BR62K＝53万5500円（税込）

　大和製衡（株）（兵庫県明石市茶園場町5−22、電話078−918−6540、川西勝三社長）は、ベンダー・食品メーカー向けの定量パック用超高速定量器、卓上データウェイ「TDW−2101WP」「TDW−2102WP」を発売した。
　定量計量の作業スピードを大幅に改善し、従来の1・2〜2倍の高速計量を実現。
　重量と個数の組み合わせ機能搭載で、精度向上と歩留まりの大幅な向上にも貢献した。
　計量皿は取り外して丸洗い可能。HACCP対応の高洗浄性を誇る。
　指示部はWindows対応タッチパネル式で、品種切り替えが容易。
　さらにセパレートタイプの「TDW−2102WP」は、はかりがフレームから独立したビルトインブロック方式を採用。被計量物の大きさに合わせて各計量ヘッドの皿サイズ及び取り付け位置をレイアウトできる。また、連数も8連〜最大16連と自由に変更できる（標準は12連）。
【仕様】
▽外観寸法＝TDW−2101WP（標準タイプ） 453（W）×920（D）×657（H）mm、TDW−2102WP （セパレートタイプ）508（W）×1020（D）×650（H）mm
▽防水・防塵性＝IP66準拠（計量部のみ）
▽計量部センサー＝電気抵抗線式ロードセル
▽計量部はかり数＝標準12連、TDW−2102WPは8〜16連の範囲で選択可能
▽各計量ユニットひょう量＝3000kg
▽最小表示量＝1g（組合せ精度 0・1g）
▽品種登録数＝最大999件

　（株）守隨本店（名古屋市中区金山2−16−12、電話052−332−1181、早川静英社長）は、携帯型計量・Uフレームスケールのアルミタイプ「ニューダービー」を発売した。

　同社でこれまで発売していたスチールタイプのUフレームスケール「ダービー」の新タイプ。
　手持ちのパレットなどを上に載せて台にすれば、デジタル台秤として使用できる。従来のデジタル台秤と比べ簡単に移動させて使い回すことができる上に、不使用時は壁などに立てかけておけるため、場所を取らない。

　さらに、今回フレーム部がスチールからアルミになったことで、自重が14・7kgに（同サイズ・スチールの場合は22・8kg）。さらなる軽量化を実現した。国家検定取得も可能。

【仕様】▽型式＝ADBK▽自重＝14・7kg（Mサイズのみ。自重約30kgのLサイズは後日発売予定）▽サイズ＝W600×L700×H81mm▽材質＝アルミ（フレーム）、プラスチック（ハンドル）▽ひょう量／目量＝600kg／0・2（0・5）kg、100kg／0・5kg、1500kg／1kg、2000kg／1kg▽デジタル表示部＝風袋引き、ゼロリセット、各機能

　新光電子（株）（岡崎稔社長）は、世界初の「音叉式分析天びん」を開発し、2007年11月21日から「音叉式分析天びんHTRシリーズ」として販売を開始した。ハワイにあるすばる天文台で利用されている世界唯一の「音叉式センサ技術」の活用によって、従来の電磁力平衡方式なみの220万分の1という高精度を保ちつつ、50％の軽量化、60％の省電力化を達成。また1台13万円台からという低価格化を実現した。研究機関、病院・薬舗など高精度天びんが必要な事業所向けに、年間1000台の販売を目指す。

（1）220万分の1の計量性能（分解能）を実現＝220万分の1の計量性能（分解能）は、すべて電磁力平衡方式による電子天びんに限られていた。そこに、世界で唯一「音叉式センサ技術」の開発を持つ同社技術陣の研究と努力の結果、世界で初めて、電磁力平衡方式以外のセンサを搭載し220万分の1の計量性能（分解能）を実現した。
※220万分の1の計量性能（分解能）とは、最大220gから最小1万分の1g（0・1mg）までの試料を量れるという意味
（2）>超軽量化、総重量を約50％減量＝「音叉式センサ技術」では、荷重は直接デジタル量である振動数の変化として検出されるためA／D変換器が不要で、電磁力平衡方式に比べ軽くなる。同社ではさらに、ガラス製風防を、帯電防止樹脂製風防に換えることにより軽量化を実現した。※A／D変容器とはアナログ信号をデジタル信号に変換するコンバータのこと
（3）コンパクト化、約10％サイズ縮小＝「音叉式センサ技術」では、電磁力平衡方式のような複雑な機構部を持たないため、研究・分析に必要なスペース（フラスコ等の使用）を最大限に確保しつつ、それ以外のスペースをカットし最小限にした。
（4）省エネ化、消費電力60％カット＝電磁力平衡方式では電磁場形成のために大量の電力が必要だが、「音叉式センサ技術」では不要。分析天びんでは初めて電池駆動を実現した。ニッケル水素充電池4本で約10時間駆動（バックライトオフ時）が可能となった。
（5）起動後すぐに使える、ウォーミングアップ時間を大幅短縮＝電磁力平衡方式では電磁場が安定化するまでウォーミングアップ時間が必要になるため、電源を切らず24時間365日間、電源を入れ放しで使うのが常識となっている。しかし、「音叉式センサ技術」で予熱時間が大幅に短縮され、起動後すぐに使える。環境に優しい分析天びん。
（6）同クラスで最も低価格＝分析天びんの同機能のクラスにおいて、13万8千円〜16万5千円（税別）という国内で最低価格帯。すべての機能、条件を満足した上に、さらに低価格を実現した。